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ニカが思ったことを、高田純次並にテキトーに垂れ流す場所。
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気を抜くと、甘えてしまいそうになるから

棘を纏って、毒を吐かなきゃ。
ニカの本当のキモチなんて

知らなくていい。

知る必要、ないわ。
赤城さんって、ズルいわよね。

名前だけで、もう強そうなんだモン。

空母的な意味で。
「いとおしい」を選んだつもりが、指が滑って

「ほのかな恋心」になって、ヒャッってしたわ。

変な声でた。
死ぬことを、怖いと思ったことはなかったけど

この遠い地で、一人死んだら

ニカの屍はどうなるんだろって思うと、孤独で少し怖かった。

だけどもう、なにも、こわくない。
いつマミられたって、平気だわ。
なんなの、あの、昨夜の夢。

まさかあれが、ニカの願望とでも?

やだ、なんてこと、こわい。
結局、ニカは、愛されたかっただけなのね。

なんてあさましい、イキモノ。




身体から、ドス黒い血が滴り落ちるたび

「まだ生きている」んだという絶望と

「今度こそ死ぬかもしれない」という快楽に

ただ、痺れた。


結果、残ったのは、全身に及ぶ傷跡と
まだ生きているという真実だけ。
ママとパパは、マザーは、ニカを愛してくれた。

セルゲイは、ニカを誰より愛してくれた。

そんな人たちがいる世界にゆきたいと願うことが

悪いことだというなら



ニカはこんな世界






いらない。
ラフマニノフを聴いて、落ち着きたい。

セルゲイ・ラフマニノフ…あ、だめ。
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ヴェロニカ・セヴァスチヤノフ
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