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ニカが思ったことを、高田純次並にテキトーに垂れ流す場所。
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「ねこ、どうしたの。」

「迷子みたいだよ、可愛いだろ?」

「かわいい、かわいい、とても。」

「もし飼い主が見つからなかったらさ、教会で飼ってやってよ。」

「イヤ。」

「えっ、なにその即答。お前すきだろ?ネコ。」

「スキだからよ。教会が政府に襲撃されたらどうするの。」

「………。」

「冗談よ、黙らないで。」

「ニカの冗談は笑えないんだっつの…。」

「ここで飼ってあげればいいデショ。」

「無理だな、正体バレて組織に襲撃されたらどうすんだ。」

「…………………………。」

「あのー、黙るのやめてくれるかな、スゲェ恐い…。」



そう、あの猫も黒猫だった。
あのあと、ちゃんと飼い主が見つかって
セルゲイは子供みたいに、ずいぶん落ち込んでた。
あの時はその「サミシイ」が、ニカには分からなかったけど
今なら、分かるわ。
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ヴェロニカ・セヴァスチヤノフ
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