ニカが思ったことを、高田純次並にテキトーに垂れ流す場所。
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みんなのために書いた手紙は、必要なくなってしまった。
ニカは、今日の戦いで、【意味】を見つけようと思ってた。
あの日、死ななかった意味。
パパが、ママが、マザーが、セルゲイが
ニカを一人ぼっちにしてでも、生かした意味。
いま、ここに、生かされている意味。
なんとなく今日の戦いで、きっと自分は死ぬんだと思ってた。
ここで死んだなら、すべては【そういうこと】
もうじゅうぶん【意味】を果たしたってこと。
ここ最近になって、ニカのこころは、どんどん仄暗くなってて
空虚で、寂しくて。
近くにいるのに、とても遠いセルゲイの存在も辛くて
ニカはもうじゅうぶん生きたって、もうここまででいいって
そんな気持ちでいた。ここがゴールだって思ってた。
戦うのは楽しかったの。
ずっと長い間、組織では戦うことがニカの存在意義だったから。
2ターン連続で1位が取れたこと、とてもうれしかった。
気が付くと後ろに六合ちゃんがいてくれたことも、うれしかった。
でも結局ニカは、死ぬどころかケガもしてない。
つまり、この寂しい世界で独り生き続けること、ただそれそのものが
【意味】だってことなの?
生きることは、死ぬことより、怖くてつらいこと。
それでもそれが、みんなの遺した意味だというなら
願いだというなら
――ニカはもう少しだけ、この世界で、生きてみるわ。
*考えが纏まってないまま、この日記を書いたから、よくわからないわね。
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ヴェロニカ・セヴァスチヤノフ